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2017年 10月 25日
雑記
前回
七十歳になって二十歳の尻を白日の下まじまじと見る事の馬鹿馬鹿しい
シュールさ。
と書いたのだが。所で今シュルレアリストなどの言葉通用するのだろうか?

二十歳前後、全学連、全共闘には染まらなかったがシュルレアリスムには
どっぷりと浸かってしまった。
そして、そんな美術学校にも行ってない自分が、将来どうなるのか分から
ないまでも、絵を描ける間だけでも、ブランショの二つの定義を指針
として絵を描いて行こうかなと当時は考えたのだった。
<シュルレアリストは、世界を忘れ、光を追い払うために、目を閉じたままでいる。
彼はもはや夢に対してしか眼差しをもたない。>
<もはや流派は存在しないが、ある精神状態は存続している、、、、、、
変化は大きく、時代もかわる。
だが要するに、シュルレアリスムは至る所に存在する。それは幽霊であり、
芸術につきまとってはなれない輝かしい亡霊なのだ。>

幸い今まで画家であり続けたけれどしかし、どんどん昔の事は忘れていく。
大事なことも忘れていく。

先日デュシャンの便器の呪い、つまり、デュシャン以降、何を見ても
思いがけない場所にある違和感<デペイズマン>に見えてしまうデュシャン的
亡霊の<わ!驚いた>の時代から今世紀になってアートは次の光をやっと
見つけ出したという文を読んだばかりだ。
それは自己とか自我を社会的な結び目から検証しようぜ的な内容だったが。
しかし、亡霊と戦うにはこれでは牧歌的すぎる。敗戦確定だろう。

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by eichi_wata | 2017-10-25 08:23
2017年 10月 12日
日常の物で夢を語るにはどうすれば良いのだろうか?
昨日は帝国ホテルで日動画廊の90周年記念パーティーであった。
ずいぶん盛況な集まりであった。
最初に何も分からず場違いな感じで出席したのが45周年の時であったから、
それからずいぶん経ってしまった。
相変わらず場違い感にはなじめず早々に退散する。
せっかくなのでホテル地下の寿司屋で酒を飲んで大船に戻る。

藤島武二の図録にも必ず載るっと言ってよいほどの代表作が
商品として会場に掛けられていた。
顛末を伺ったが、個人蔵から個人蔵に移ったらしい。
このような高い絵の景気はすこぶる良いそうで、
眠っていた絵がこのところ随分出て来て、それらがまた
しっかりと収められていくらしい。
もう日本の美術館には予算がないのだ。
今は名のある物故作家の作品は確実な投資になっているのだろうか、
まるで縁遠い遥か彼方で世の中は動いている。

話は変わり今年一番の嬉しい話。
どなたか画学生をモデルへと以前から、お願いしていたらある女子学生が
来てくれる事になった。
以前のモデルの札幌に帰ってしまったSさんが大学の後輩に頼んでくれた。
驚くほどの美人だ。

七十歳になって二十歳の尻を白日の下まじまじと見る事の馬鹿馬鹿しい
シュールさ。

さて、かってそれぞれに自死を選んでしまった四人の友人諸兄、
間違ったとは言えないが、長生きして思ったことは世の中不思議さと
祝祭に満ち溢れていた。
案外この世は悲観する必要もなく楽しい夢でもあったよ。

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by eichi_wata | 2017-10-12 12:31
2017年 10月 05日
ハイ、芝居は終わったよ
あーー暇だと書いていたら、風邪を引いてしまっていた。
左程高い熱ではないのだが、軽い熱と喉のはれ、そして咳が止まらない。
もう一週間になるのだろうか。今回はどこか長い。
風邪をうつしてはいけないのでホームの母にデザートを持っていけない。

冷蔵庫の食べ物も無くなってきて、脳梗塞と糖尿の薬もなくなってきた。
大事なビールが切れた。買い置きしても缶ビールはすぐまずくなる。
主食の豆腐も切れた。
今あるのは、インスタントラーメン、チンするごはん、切り餅、揖保乃糸
乾蕎麦。これらは糖質ばっかりで、いつもはほとんど食べない。
納豆、卵、蒲鉾、茗荷、焼きのり、鰹節、6Pチーズ、バター、
数本のウイスキー。

まあそのうち風邪も治るだろうし、
そうなったら母に白桃の瓶詰を買って持っていかねば、まっているだろう。

これから数年経てばこんな買い物すらままならない日々が日常化するのだろうか。
これらも無くなって初めてわかると言う事なのか。
実は二、三年前の何でもない家族三人の普通の穏やかな生活は実はもう取り返しの
出来ない夢のような日々であったという事だった。

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by eichi_wata | 2017-10-05 09:30