榮一のホームページ
2018-06-21T18:03:52+09:00
eichi_wata
画家/渡邊榮一の日々です。
Excite Blog
栄ちゃんは光子のUrineを飲みすぎてしまったのか、相変わらず調子が出ない。
http://leicaboy.exblog.jp/238567537/
2018-06-07T13:15:00+09:00
2018-06-21T18:03:52+09:00
2018-06-07T13:15:04+09:00
eichi_wata
未分類
昨日の病院での糖尿の数値悪かったんだがそんなでもないし、肝臓は正常だし
このだるさとは違うようだ。
眠いわけでもなくただただ、だるくつかれる。
たんなる怠け病か、アルチュウハイマーか。先日の草取りの軽い熱中症か。
繪に未練はないので、このままストンとミドリの所に運んでくれないものか。
最近願うことはこればかりだ。
中山俊一の短歌集<水銀飛行>を注文していたのが届いた。
なぞが満ちてクラクラする短歌が続く。
<きみのおとうさんはさみしいひとだった朝虹を彫る版画教室>中山俊一
この短歌を知って歌集を読みたくなったのだ。
朝虹の版画はどんな繪だろうか、矢張り木版画かな。
でも僕は銅版画派なので銅版画で朝虹を想像したい。
色々妄想が膨らむのだがよくわからない。
寺山修司に銅版画の短歌があったのだが、何の繪だったかな?
<いもうとが尿終えるまで金色の穂波をみてた車のなかで>中山俊一
この歌が代表作なのだろうか?検索で一番ヒットする。
これも考えてしまう。いろいろ映像として想像するが、
俗な僕は変なことを想像してしまうのだが。
谷崎は時代なのかUrineと書いたのだが。今は普通に尿と書く。
<まだ浅い夢のほとりで逢えるなら羊の皮膚に手を伸ばすから>
<溶けてゆく氷の数を数えてた僕なら僕であろうとしてた>
<だれに手を振るべきなのか桟橋の点描画家の・となる僕>
<恋人が氷結の缶を潰す音 とくに意味などないんだろうな>
次の天使の佃煮の句をが最初の版画につなげて考えてみた?
ストーリーとして、昔は、とてもさびしかった青年がいつの間にか佃煮になり、
気がつけば君のお父さんにもなって、そして、いつの間にか版画家になって
今、鉄筆でカリカリとモノクロームの朝虹を彫っている、
そういえば銅版画はどこか佃煮の丁寧にラベルを貼った瓶詰に似てないかい?
<青年は遠くへ行くよと云ったまま みんながみんな天使の佃煮>
<きみのおとうさんはさみしいひとだった朝虹を彫る版画教室>
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吐月峰(トゲッポウ)の榮ちゃんは光子のUrineを飲む
http://leicaboy.exblog.jp/238561598/
2018-06-04T09:56:00+09:00
2018-06-06T11:24:41+09:00
2018-06-04T09:56:03+09:00
eichi_wata
未分類
今回は今月の28日からの展覧会であった。
ありゃ。1週間間違っていた。今月は四点かよ、
急に巻き始め、先週がんばって20号を描いた。
しかし、ほっとしたのか今日は疲れて仕事場で寝てばかりいる。
昨日の気分転換の庭の草取りでへばったのかもしれない。
無理しなければよかった。
義母のホームに行かねばと思いながら、寝てばかりだ。
家内の亡き弟のお嫁さんが週一回定期的に二時間程度かけて通って
くれるので本当に助かる。よくできたお嫁さんを弟君は選んだものだ。
いや逆か、よくできた方が彼を選んでくださったものだ。
船場のいとさんだった子と東京の彼が北海道旅行の汽車の中で出会ったのだった。
見舞いに行けぬこっちはすまぬと本棚のミドリのコツにあやまっているばかりだ。
いつもはこれから一週間程度絵具をニスで溶かし薄く数回ぬって
暗部を落として背景をリアルにしていく作業をしていたのだが、
今回の絵はどうもそうしなくとも良いのじゃないかと女王の光子が口出しし、
ニス塗中止。ヴァルールが崩れるのでこのまま、このまま、、、、
そう、締め切りまで時間があると手を加えて変にしてしまうんだよね僕は。
何度失敗した事か。
絶対に手を加えない事。明記せよ。
万年床に入り本を読む。
<「栄ちゃん、吃驚しちゃいけないよ。其りゃ面白いものが沢山あるんだから」
こう云って、光子は笑いながら奥へ駈け込んで了った。
珍らしい遊戯の方法でも発見したように嬉々として光子の命令に服従し、
「腰掛けにおなり」と云えば直ぐ四つ這いになって背を向けるし、
「吐月峰におなり」と云えば直ちに畏まって口を開く。次第に光子は増長して
三人を奴隷の如く追い使い、湯上りの爪を切らせたり、鼻の穴の掃除を命じたり、
Urineを飲ませたり、始終私達を側へ侍らせて、長く此の国の女王となった。>
谷崎潤一郎
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日々
http://leicaboy.exblog.jp/238467958/
2018-04-18T12:22:00+09:00
2018-05-04T15:15:45+09:00
2018-04-18T12:22:27+09:00
eichi_wata
未分類
今年も七月まで数点の依頼が続く。
忙しくなる前に筍が食べたいのでまた大原まで行くことにした。
ひと月前大原に泊まった時も出してもらったのだが、
本当はひと月後辺りが一番おいしいのでその頃
来てくださいと言われていたのだ。
ただ筍で思い出すのは中学校の頃家族で行った、藤沢周平にも出てくる湯田川温泉の
筍が今でもこの季節になると思い出す。
だだっ広い大広間で風呂に入って待っていてもなかなか筍の食事が出てこず、
おなかをすかして待っているのに父だけは上機嫌に塩からか何かで酒を飲んで
いるだけだった。
今考えると父が筍を食べたくなりよく行っていた湯田川にふらっと家族を連れて
行ったのだろう、旅館の方はあわてて裏山に筍を掘りに行ったのかもしれない。
たまに家に着物をきたおかみさん風の方が来てそのあと母がイライラして
いたのを思い出す。
その後大人になって何回か湯田川温泉に泊まったのだが、筍の季節はその時の
一回だけだ。その大広間の旅館に数年前行ったのだがニューリアルされて人気の
旅館になって、つまらない旅館になっていた。
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雑感
http://leicaboy.exblog.jp/238441133/
2018-04-04T16:25:00+09:00
2018-04-18T10:30:10+09:00
2018-04-04T16:25:32+09:00
eichi_wata
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まだ良く乾かなかったのか梱包の紙が絵にくっついているとの
電話を受ける。
これはまあ紙を水で濡らして少しづつはがすしか手は無いよと
答えたのだが。
京都から帰ってからどうも体調がすぐれず、月一の診察で言ったら、
酒の飲みすぎなんじゃないのと、軽く医者に言われたのだが、
まあ、そんなであまり絵に集中できず十日締め切りの絵もまだ出来ていない。
もっとも僕は昔から精力的に制作に励むたちでは無いのだが。
ただ今度の絵で描いていない残りの部分は髪飾りと、首元のレースなので
集中すれば二日もあれば出来るだろうとと、高をくくっているが。
たぶん。
五月締め切りの<鏡の世界>もまだすすんでいない。
なんかまた京都に行って街をふらふらしたいなあとばかり考えている。
クラムリーの読みすぎかな?
大昔、落ちたのだが京都の大学受験したことがあった。
あの時大学に入り、京都に来ていたら、その後の人生もずいぶん変わって
いたと思う。どんな人生を送っていたのだろうか。
大学を卒業したとしても会社勤めは向いていなかったので、結局、中退して、
実家が祖父の代まで四代、京都で修業した表具師だったので僕もまた京都で表具師に
弟子入りして、今頃古い屏風の修復なんかしていたのじゃないかな?
それが、どこがどうして現在大船でパンツ絵を描いているさえないけど楽しい絵描きに
続いているのだろうか?
現生が夢、幻というより過去の出来事こそ夢なんじゃないかと言葉があるのだが、
とても見たかった映画<キャロル>見たのだが。
ああ、とてもいい映画だった。
何かにひかれて方向を変えてしまう生き方も人生だものそりゃあるわな。]]>
旅から戻った
http://leicaboy.exblog.jp/238408418/
2018-03-19T09:27:00+09:00
2018-03-28T09:46:42+09:00
2018-03-19T09:27:32+09:00
eichi_wata
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このまま新幹線で静岡に泊まろうかと思ったのだが、
静岡も四年近く通っていたら飽きてしまった。
結局そのまま京都に十日ほど滞在してしまった。
観光地は近場で済まして、ちょっと歩いてはビール。
角を曲がってはビール。
スイーツ屋さんにビールを置いている店が沢山あって、
そして夕方からは酒。
こんな風にして京都をふらふらと回っていた。
泊まったところは京都では繁華街なのかな?
ホテル近くに与謝蕪村のおうちがあった。
そんな所だったので、近辺は飲むところがいろいろあって
いやむしろありすぎて困ってしまった。
友人に勧められて行った城南宮のしだれ梅はとても綺麗だった。
さしずめ桜がルノワールなら梅はゴッホ
このゴッホ梅を見れただけでも京都に来て良かった。
花見と言えばぜったいに梅でしょうと、
言いたい気持ちになった。
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旅行中
http://leicaboy.exblog.jp/238377142/
2018-03-08T05:21:00+09:00
2018-04-07T11:06:03+09:00
2018-03-08T05:20:59+09:00
eichi_wata
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何で京都大原だったのかよく分からないのだが。
日本の田舎の里といえば大体何処も同じなんだろうが、
山形で言えば平清水の里にとてもよく似ている。
画家で山形出身の小松均がこの里に住み着いたのもどこかよくわかる。
交通事故で亡くなってしまったが小松均の弟子であった今川夕子さんは
ここまで時々山形から来ていたのか。あの不自由な体で
最初の頃は、お母さんにおぶさってこの土地に来ていたと話していた。
それは、それは難儀した事だろう。
そんなこんなでもう大原の宿に4泊もしてしまっている。
三千院に行くこともせず部屋で酒を飲んでいるだけなんだが。
料理が有名な宿らしく、ガイドブックに事あるごとに出てくるあの
本で3星を貰ったようなので、それはそれは矢張り美味しいのだが、
色々と気を使ってくれて毎日の献立を替えてくれているのに悪いのだが。
毎日朝に出してくれる湯豆腐を夜にも出してくれればなあなどと
思っても見るのだが。
でもさすがに手が込んでいる野菜を中心とする懐石はとても美味しい
料理は品評でなく出会いのようなものだから、この懐石を味わえたのは
楽しかった。
明日は京都市内に戻ることにした。
京都は何故なのか分からないがこんな老人をも浮いた気分にさせてくれる
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50号スタート
http://leicaboy.exblog.jp/238361215/
2018-02-28T09:42:00+09:00
2018-03-02T09:14:30+09:00
2018-02-28T09:42:10+09:00
eichi_wata
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へとへとになってしまった。
これ丁寧にやらないと、後で紙がぷくっと浮いてき、大変な事になる。
10号二点は四月前半、50号は五月末が締め切り。0号がもう一点。
ここの処、運動と言えば買いもの程度しか動かないんだが
最近はあまり買い物にも行かず、必要なのはアマゾンで取り寄せている。
ウイスキー、ビール、本まぐろ赤身、米沢牛肉、ネギ、讃岐うどん、
天の橋立オイルサーディン、銚子の鰯の煮つけ、鯖の味噌煮、福井の塩雲丹
でもこれではちょっと野菜とか豆腐などのいろどりが足りないので時々買い物に
行かねばならない。
でも基本的に料理はめんどうなのでしない。
朝食は煮込みうどんを作り、夕食は蕪かキュウリの浅漬けとまぐろを切って日によってなんかをパックから出して酒を飲み、これで大体お終い。
家内が亡くなってから約二年、独居老人の食事はこの二食のパターンが続く。
のらりくらりと一日一、二時間、絵を描いては昼寝を繰り返して
たまに歩いて数分のホームの母に果物を持って行き。また夜寝も繰り返して、
起きては小鳥に餌をまき、ビールを飲み、うどんを食べ、絵を描き、コーヒーを
飲み、ウイスキーを飲み、余った時間は家内が結婚する前から持っていた
パヴェーゼを少しづつ読んでいる。
でも草が伸び出したらこんなのんびりはできない。
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やっと
http://leicaboy.exblog.jp/238262543/
2018-02-01T11:08:00+09:00
2018-02-20T14:12:02+09:00
2018-02-01T11:08:14+09:00
eichi_wata
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展覧会は2月13日から3月3日まで。
昨年が70歳なら今年は71歳。家内は68歳のままでもう歳はとらない。又会える時は僕は幾つになっているのだろうか?
近くのホームの93歳の義母と共にそれなりに無事健康。
今年も若い、とても若いガールフレンド達を誘って旅行に行こう
昨年はさくらんぼ狩り、海水浴、城崎温泉、先日は大涌谷、
いずれも楽しかった。
そんな時、旧物理学校の先輩の画家齋藤三郎さんならせっせと
彼女達をスケッチしていただろうが、僕は眺めているばかり。
三郎さん、誰をスケッチしてもスペイン女になるフィルターがあって
それを当時はつまらないなと思っていたのだがどうもすみませんでした。
さて彼女達は五月の連休はお伊勢参りを予定にしているそうで、
今回は私たちですっかり予定を立てると言う。
いや、僕の方から立てて頂戴と言ったのか。
仕事も今年は今年であいも変わらず忙しくなりそうだ。
ただ朝から酒ばかり飲んでいる。
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雑感
http://leicaboy.exblog.jp/238127690/
2017-12-29T11:56:00+09:00
2018-02-03T18:29:44+09:00
2017-12-29T11:56:27+09:00
eichi_wata
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平賀源内の愛人だったという直武をあの姿にしてはいくらなんでも。
前途洋々だった秋田絵師小田野直武が七年後一気に罪人となり秋田に戻されて
30歳の若さで処罰されてしまうという経過まで描いてとは望まないが、
<富士と桜>の絵なんだが、
下図、何点作って、何点途中まで描いたろうか?
全部で8点ぐらい作ったかな?
二点除いてすべて破棄。
紙に描いてパネルに糊張りしているので、パネルから紙を破ってはがし、
パネルを水洗い、束子でごしごしが破棄。
昔から描いては破棄を繰り返していて、家内にはすぐに破棄せずに
しばらく置いてからまた見直してみたらと言われていたんだが、
相も変わらず刹那的破棄は未だに繰り返している。ダメなものは駄目なんだ。
江戸時代に浮世絵と一緒に海を渡った少女を仮に設定し
それを小田野直武はどう描きたかったろうか、
なぞ空想したのだった。
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日常の物で夢を語るにはどうすれば良いのだろうか?
http://leicaboy.exblog.jp/237862779/
2017-10-12T12:31:00+09:00
2017-10-25T08:23:27+09:00
2017-10-12T12:31:38+09:00
eichi_wata
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ずいぶん盛況な集まりであった。
最初に何も分からず場違いな感じで出席したのが45周年の時であったから、
それからずいぶん経ってしまった。
相変わらず場違い感にはなじめず早々に退散する。
せっかくなのでホテル地下の寿司屋で酒を飲んで大船に戻る。
藤島武二の図録にも必ず載るっと言ってよいほどの代表作が
商品として会場に掛けられていた。
顛末を伺ったが、個人蔵から個人蔵に移ったらしい。
このような高い絵の景気はすこぶる良いそうで、
眠っていた絵がこのところ随分出て来て、それらがまた
しっかりと収められていくらしい。
もう日本の美術館には予算がないのだ。
今は名のある物故作家の作品は確実な投資になっているのだろうか、
まるで縁遠い遥か彼方で世の中は動いている。
話は変わり今年一番の嬉しい話。
どなたか画学生をモデルへと以前から、お願いしていたらある女子学生が
来てくれる事になった。
以前のモデルの札幌に帰ってしまったSさんが大学の後輩に頼んでくれた。
驚くほどの美人だ。
七十歳になって二十歳の尻を白日の下まじまじと見る事の馬鹿馬鹿しい
シュールさ。
さて、かってそれぞれに自死を選んでしまった四人の友人諸兄、
間違ったとは言えないが、長生きして思ったことは世の中不思議さと
祝祭に満ち溢れていた。
案外この世は悲観する必要もなく楽しい夢でもあったよ。
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ハイ、芝居は終わったよ
http://leicaboy.exblog.jp/237833770/
2017-10-05T09:30:00+09:00
2017-10-10T10:31:52+09:00
2017-10-05T09:30:03+09:00
eichi_wata
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左程高い熱ではないのだが、軽い熱と喉のはれ、そして咳が止まらない。
もう一週間になるのだろうか。今回はどこか長い。
風邪をうつしてはいけないのでホームの母にデザートを持っていけない。
冷蔵庫の食べ物も無くなってきて、脳梗塞と糖尿の薬もなくなってきた。
大事なビールが切れた。買い置きしても缶ビールはすぐまずくなる。
主食の豆腐も切れた。
今あるのは、インスタントラーメン、チンするごはん、切り餅、揖保乃糸
乾蕎麦。これらは糖質ばっかりで、いつもはほとんど食べない。
納豆、卵、蒲鉾、茗荷、焼きのり、鰹節、6Pチーズ、バター、
数本のウイスキー。
まあそのうち風邪も治るだろうし、
そうなったら母に白桃の瓶詰を買って持っていかねば、まっているだろう。
これから数年経てばこんな買い物すらままならない日々が日常化するのだろうか。
これらも無くなって初めてわかると言う事なのか。
実は二、三年前の何でもない家族三人の普通の穏やかな生活は実はもう取り返しの
出来ない夢のような日々であったという事だった。
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目下の話
http://leicaboy.exblog.jp/237697674/
2017-08-31T09:40:00+09:00
2017-09-02T08:38:54+09:00
2017-08-31T09:40:20+09:00
eichi_wata
未分類
一応下左側の作品描いていたのだが、どうも出来上がって見ると
いまいち気持ちが入りこまず絵も穏やかになってしまった。
そこで途中までの下右の作品を引っ張りだしては加筆している状況
なんだが、ただパンツ絵なのでどうなんだろうか?
僕が決める事なんだが。
出来としては右のほうが僕らしいなと思いながら描いている。
でもどっち出そうかな?正直言えば右を出したいんだが、
図録を作るというのでパンツ姿ではちょっと躊躇してしまう。
結局左を出してしまうかも知れないな。気が弱いんだ。
そうしたら、昨日、右のアバウトの骸骨少年と少女の絵をみたいという
物好きな御仁がおって画廊を通して見せてくれないかとの依頼を受けたのだが、
これは未完で、大体十日辺りまで描いて見せてくれないかとの話で
良いですよと受けてしまった。
何気なく今年は正月から依頼が途切れることなく続いている。
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もう八月の十一日になってしまった。
http://leicaboy.exblog.jp/237516380/
2017-08-11T09:36:00+09:00
2017-08-17T14:29:31+09:00
2017-08-11T09:36:54+09:00
eichi_wata
未分類
ただ時間ばかり過ぎてしまう。
今月締め切りの絵はまだできていない。
ボルヘスの講演集の中から<仏教>を読んでいる。
自分の頭なのか、訳なのか内容なのか反芻しているのだが所々
意味がつかめない。
珍しく昔の銅版画の作品の出品することになりました。
昔、1970年から日動画廊で版画グランプリ展というコンクールが
ありまして、もうなくなってしまったのだが、何年続いたのだろうか?
二十年あまりは続いたのかな?
その展覧会の出品者に当時の作品と現在の作品とを持ち寄って
展覧会を開いたらどうかしらと、中林忠良先生が画廊に声を掛
けられて実現したとの事です。
僕はもう現在は版画作品を作っていないので、最後の頃の作品を
出すことにしました。
恥ずかしいような、誇りたいような、
こんなのしか作れなかった自分に後悔しているような、
まあそんなもんだよ日本でビュラン作家になるという事はと、
先生の野間傳治に励ましてもらっていた30年前の作品です。
このコンクールから47年。
あっという間でもあったし、ずいぶん長かったとも言える。
今はもうなかば痴呆世界で絵以前に日々何をやれば良いのかも
あいまいな状態なのだが、過去の作品を懐かしく思うことでしか
自分を確認できないのは時のもつ残酷さというものであろうか、
まあ、相対的に言えば、このコンクールから今まで夢を織り続けるという
僕の人生の目的を続けられた事に感謝しかない。
]]>
ああ、削除
http://leicaboy.exblog.jp/237091997/
2017-06-13T03:08:00+09:00
2017-06-13T07:41:53+09:00
2017-06-13T03:08:52+09:00
eichi_wata
未分類
書いてみたのだが、やはり、面倒であったので削除して、
地味な絵描きの生活に戻ることにした。
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安井収蔵さんが亡くなられた。
http://leicaboy.exblog.jp/23886564/
2017-05-16T07:54:00+09:00
2017-05-18T08:07:19+09:00
2017-05-16T07:54:29+09:00
eichi_wata
未分類
はがきを頂戴した。
<葬儀、戒名無用 どなたにもおしらせするな
御厄介になった各位に深く感謝の意をお伝えすること>
が書き残されていたとの由。
安井さんらしい。
1970年日動画廊で版画グランプリというコンクールが開かれた。
その時の一位が当時23歳の僕で、それで結局、今まで永く画家で
居続ける事が出来たきっかけとなった、とてもありがたい賞だった。
その時の審査で僕を押して下さったのが銅版画家の駒井哲郎さんで、
そして美術評論家の安井収蔵さん、画廊社長の長谷川徳七さん達の
面々であった。
あれから、50年近くずいぶん長い間ごくたまにではあるのだが、
交流を続けて頂いた。とても気さくな方で、ロシアに二十日間程度
だったかな一緒のとても楽しい旅行をしたことがあった。
ずいぶん豪華な旅行だった。
また日展と芸術院の推薦にかかわるもろもろの問題を長く取材し、
連載もされていたので、ひょっとすると日展関係者ほっとしている方が
おるやも知れない。
僕の親友の彫刻家だった叔父が電車に飛び込んだ事件の裏話も教えて
頂いた。まさに勲章を金で取引する不思議な世界があり、その中でいそしむ
画家がおり、それを取り成す美術評論家がいるということらしい。
そういった美術界のしがらみとは距離を置いたとても清い性格の方でした。
当方は賞を頂きながらその後の活躍もなく、また銅版画も止めてしまい、
まったくがっかりもさせてしまった事かと思います。
申し訳ありませんでした。でもおかげ様で僕の人生は楽しかったです。
審査員の方々に感謝申し上げます。
享年90歳、ご冥福をお祈りいたします。
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